2018年のテーマ「思考する」のまとめで書いた通り、「T字型思考」のような考えを、
もっと気軽に楽しく考える方法 に出会いました。
それは、「コーチング」の中でも「子どものコーチング?」というのがあり、それはどうやら「カード?」を使ってやるらしい。。
子どものこころのコーチング講座でお世話になった、森山ふみ香コーチ(→ブログ)もそのカードをお持ちらしく、その正体を教えていただきました。
それは、、、
「ピットインカード」
.....ん(?ω?)???
よくわからないままに、
年明けピットインカード体験会があると知り、さっそく参加してきました。
結果から言うと、これが子どもにとどまらず、大人にも自分にも使える、私の場合仕事にも応用できる代物だったのです。。!
潤コーチ、カードを開発してくださって、本当に本当にありがとうございますm(_ _)m!!!
1.ピットインカードに共感した点
・子どものいじめゼロを目指して作られている背景がある
・素人でも何度か練習すれば、簡単にコーチングができる
・親子で気軽に相談ごとができる
・親に言いにくいことがあっても、小学生同士でも使える
・セルフコーチングとしても使える
・コーチングでよく使う質問カードが入っている
・1000人以上の子どもたちと共同開発されている
・色彩心理学の要素が入っている
・アドラー心理学がベースの考え方になっている
【作った協会】一般社団法人 日本親子コーチング協会(当時は子どもコーチクラブという名称でした)
【作ったひと】原 潤一郎コーチ
【カード購入】ピットインカード購入
【体験会】ピットインカード体験会
悩みを相談する時って、大人でも「何から切り出そうか、、、」「なんて説明すればいいかな、、、」と、頭の中がゴチャゴチャして言葉にならないことがある。子どもなら尚更、感情を言葉にするのが難しい。
でも、ビジュアルならなんとなくわかる。
そこから少しずつ、言葉を紡ぎ出していく。
そして選び抜かれた質問カードたち。この質問内容が、ものすごく考えられていて、考えを深めて深めて深めて、方向性を出し、たまに客観視できる、まさに「T字型思想」ができる内容だと感じたのでありました。
2.中身と基本の使い方
右下から「フィーリングカード23枚」「テーマカード10枚」「質問カード20枚」
左上「予備の白紙カード(ホワイトボードペンで書けば消せます)2枚」
合計55枚入り
分厚く、角丸になっていて、そうそうへたれないです。
STEP1
テーマカードから、話したいテーマを選ぶ。
これは、共同開発した小学生たちの中でも特に多かったTOP10に絞っているそう。
相談しにくい話題も、テーマに出し「恋愛のことでも家族のことでもなんでもござれ!」と、あらかじめ伝えることで、ぐんと話しやすい空気になるそう。
STEP2
フィーリングカードから、「今の気持ち」と「未来になりたい気持ち」のイラストを選ぶ。
ボキャブラリーの少ない子どもでも、イラストなら「こんな気持ち」と伝えやすくなる。
ネガティブなイラストもPOPなので、雰囲気が深刻になりすぎない(=気軽に相談しやすい!)。
カードに言葉が入ってないから、1枚でいろんな表現ができる。
で、こんな感じ。
撮影用にセルフコーチングしてみました^^
テーマは「今勉強したいこと」。
予備の白紙は、ホワイトボード用のペンなら消すことが可能!
矢印書き込んだり、吹き出し書いたり、これも様々な用途に使えます。
(今回はホワイトボード用ペンがなく、付箋で対応しました)
STEP3
「現在」と「過去」のカード、これを選んだ理由は?
今回はセルフコーチングのため、付箋に書き出してみました。
でもいいね。書き出すことで、頭に余白ができる。
体験会では2人1組でコーチング体験したので、口頭でした。
STEP4
質問カードで質問し、考えを深めて行く。
質問の順番に決まりはなく、その時々で、相手の様子を伺いながら、質問を選んでいきます。
慣れると、質問カードみなくても浮かんでくるようになります。
今回は「T字型思考」の「なぜ?」「それで?」「本当に?」の流れを参考に組んでみました。
STEP5
ここまで来たら、ベイビーステップ。
今日明日にでも出来る事を考えます。
例えば
1ヶ月後がゴールとして、
半月でどこまで何をやる、
1週間でここまでやる、
今日明日にでもコレをやる、
を決めて行く。
STEP6
そして最後にこの質問。
「ちょっとがんばれないかも、、」
と思ったら、ベイビーステップに戻ってプランを組み直してみる。
そしてまたこの質問をしてみる。
でも、やっぱりこれ、書きとめておかないと、忘れるね。。
3.まとめ
小さな悩みなら、5~10分で方向性を確定できる。
しっかり向き合って、思考することもできる。
何度もやっていくうちに、質問カードの内容を覚えちゃう。
実際、今日娘が泣いている時に質問が頭に浮かび、1つ解決しました。
↓
娘「泣きたくな~~~~い><」ギャン泣き
↓
私「泣きたくないんだね。どうして泣きたくないの?」
↓
娘「泣きたくな~~~~い><」ギャン泣き
↓
私「どうしたら泣かずにすむかな?」
↓
娘「泣きたくな~~~~い><」ギャン泣き
↓
私「.......^ω^?(...泣いとるがな...)」
私「本当はどうしたい???」
↓
娘「たまご食べたい....;;」ピタリ。
先に言ってよ(笑)と思っても、そこはまだまだ3歳。
「泣きたくない」の意味は
「お腹が減ったから卵食べさせて!食べないと泣いちゃうよ!」
それを上手く伝えられていなかったんだなぁ♡
言葉を直球に受け止めるのではなく、その言葉の背景をよむと、本心が隠れているんだなぁと感じた1シーンでした^^
今回ご紹介したのは基本的な使い方です。
質問を出すタイミング、質問の選び方、相手の話の聞き方など、ぜひ体験会でプロコーチのやり方を観察してみてください^ ^
また人によって、色んな使い方をされてるのが面白く感じました。可能性が広い。
保育園でも大きい子たちは使えそう!小学校や学童でも、ぜひ取り入れていただきたい!
子どもたちが、悩みを溜め込まずに、誰かしら相談しやすい環境づくりを広められたらなんて素敵なんだろうと思います。
今回コーチしてくださったのは原潤一郎コーチ。柔らかな人柄で、講座中笑いが絶えませんでした^^
子どもたちにも好かれてるんだろうなぁ♡と思いつつ、ランチをご一緒し、渋谷を後にしたのでした。またお会いできる日を楽しみにしています!
【作った協会】一般社団法人 日本親子コーチング協会(当時は子どもコーチクラブという名称でした)
【作ったひと】原 潤一郎コーチ
【カード購入】ピットインカード購入
【体験会】ピットインカード体験会
次回は手帳術について。
講座を受講してみたら、思いがけず「思考する」を普段から癖づける良いやり方につながりました^^
嬉しい~~~^^
最後まで読んでくださりありがとうございます^^
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