普段漫画くらいしか読まない私が
ここ2ヶ月、本ばかり15冊ほど読み漁っています。
で、2018年の私のテーマが決まりました。
じゃかじゃかじゃかじゃかじゃーーーーん
「思考する」
世の皆さんは当たり前にしてること。。
1.「伝える言葉」は「思考する言葉」ことの上に成り立つ
例えば、下記は表面上の考え。
・◯◯ちゃんのこんな所が好き
・◯◯と言われて腹立たしく感じた
・熱血漫画が好き
「思考する」って、自分の考えを下記のように掘り下げること。
・◯◯ちゃんのこんな所が好き→なぜそこを好きと思った?
・◯◯と言われて腹立たしく感じた→なぜそう言われると腹がたつ?
・熱血漫画が好き→なぜ熱血を好きと感じる?
つまり、、
「自分と向き合う」ということ。
この、株式会社電通さんのコピーライター「梅田悟司」さんの著書を年末に読みました。
表紙にはこう書いてあります。
「言葉にできない」ことは、「考えていない」のと同じである。
外に向かう言葉だけではなく、内なる言葉に目を向ける。
言われてみると当たり前のことなんだけど、「そうですよね!!」と腑に落ちたのでした。
子どものこころのコーチング講座で、改めて「イライラの裏の本当の感情」などを考える→ノートに書き出すワークをしてみて、いかに、掘り下げて考えていなかったかを痛感したのでした。
*過去記事
子どものこころのコーチング講座=初級編=①話を聞く・訊く・そして気づき
子どものこころのコーチング講座=初級編=②自分の心の声を聴く
私は「言葉にして説明ができない」「説明が難しい」と感じることがある。
それは「頭で考えがまとまっていない」と思っていたけど、私の場合「考えているつもり」になっていたんだな、と感じたのでした。
考えが頭の中で高速で回っていくから、気持ちが追いつかないというか、いつの間にか話題がそれているというか、キャパオーバーで考えるのをやめたり、落ち込みたくないからそもそも考えるのを停止するとか。
2.伝わり方には段階がある
梅田さんの著書の中では、
伝わり方に段階があると書いてあります。
1.不理解・誤解
そもそも言いたい事が伝わってないor認識にズレがる。「言った・言わない」などの問題もここ。
2.理解
伝えた内容が、正確に理解できている状態。「頭ではわかったけど気持ちがついていかない」状況もここ。
3.納得
内容を理解し、腑に落ちている状態。「なるほど」「確かに」という感情を伴うことが多い。
4.共感・共鳴
内容を理解した上で、心動かされ、自らの解釈が加わっている状態。自ら行動したくなる。
※本に書いてあるよりもだいぶ文章短くしてます。
あるある。
1〜4まで満遍なく経験がございます。
4でいくと、今はキンコン西野さんとその仲間たちがリリースしたレターポットがすごい勢いで共感・共鳴されているね。
今まで見えていなかった「恩」を可視化する仕組み。(→ 詳しくは西野さんのブログを読んでね)
この仕組みに共感した方達は、報酬があるわけでもなく、自主的にレターポットの動画を作ったり曲を作ったりしてる。
頼まれずに自ら行動している、まさに4。
これはものすごく良い仕組みだと思う。
私はこれを、小学校や中学校などにも導入できたら素敵だと思う。
最近の小学校では「良いことをした今日のキラキラさん」を発表する所があるらしい。
でもそれを、嫌だなって感じてる子もいる。
どうしても目立つ子に目がいくし、「評価する先生」の前で良いことしようと考えるもんね。
レターポットなら生徒全員が、
それぞれ「ありがとう」と感じた出来事を、その人に直接レターとして贈れて、かつ可視化できるから、「今日のキラキラさん」の本来目指す所(たぶん道徳観を育むとか)の理にかなったものだと思う。
子どもの頃から当たり前に「無償の愛」を行い、周りからも愛される。
これって育って行く中でとっても大事なことだと思う。
その子たちが大人になった時、どんな社会に変わるのか楽しみ。
それとも、レター数を気にして競い合うようになっちゃうかな...??
そうなると、「レターほしくてやってるんだろう」と裏をかく子がでたり、
「レター目当てと思われたくないから...」と消極的になっちゃう子がでるかな??
子ども心には、どううつるんだろう。
当たり前にやったことが、誰かの喜びにつながり、それがレターで返ってきたら純粋に嬉しいと思うから、
娘が通うであろう小学校ではぜひ導入してほしいな!
私もとりあえずレターに登録したけど、送りたい相手がまだレター登録してない現状。
この機会に呼びかけます。みなさん、レターポット登録して〜〜レター贈りたいの!
3.ビジネスも子育ても一緒
ビジネスで求められるコピーライトは「人が自ら動きたくなる」4の共感力が必要。
これは子育てでも一緒だよね。
「ダメって言ってるのにやめない」
「もう行くよって言っても準備しない」
「片付けてって言っても片付けない」
伝わり方の段階で言うと「1」か「2」かな。。
心に響いてないし、そもそも耳に入ってない。
自分の都合だけで、相手の都合を考慮してない言い方。
梅田さんの著書では、「T字型思考法」という形で思考を深めエッジを際立たせて行く方法が紹介されています。
自分の中から出て来た言葉に対し、
「なぜ?(考えを深める)」
「それで?(考えが進む)」
「本当に?(考えを戻してみる)」
の3つを考えて、付箋やノートに書き出していく。
書き出すことで、頭が空っぽになり、新たに考えられる余地を生まれるということ。
事実、夫はこの方法で、1つ大きめの悩みを通勤電車の中で解消しちゃってた!
私も自分の仕事について、この方法で深めていくと、やるべき方向性が見えて来ました。
この方法、改めて自分と向き合ったり、悩みとじっくり向き合ったりするのにとても良いと思いました。
4.まとめ
自分の考えを膨らませていくことで、自分自身に奥行きをもたせる、エッジをくっきりとさせていく。
そうすることで、アウトプットの質が高く、深みのある人間に成長していけるのかな。
自分がそうあることで、娘も同じように、感じ、考え、自信を持って行動していってほしいなぁと感じました。
そんなことを悶々と年末に考え、「時間つくってT字型思考法やるぞ!」と構え考える考える。
その時間は時間で良いのだけど、もっとお手軽に楽しくできる方法に、年明けであってしまったのです。
次回はそれについて紹介したいと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございます^^
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