娘4才。
数ヶ月前までは
朝の出発にとても手間取っていました。

「もうすぐ出る時間だから準備しようね」
「もう出る時間だからお着替えして」
「もう間に合わないから走らなきゃ!」
「お母さん玄関で待ってるからね!」

何度声をかけても、遊びを切り上げない娘。
で、前回のブログ通りブチ切れる私。。笑

▶︎ 前回のブログ:「突然ブチ切れ症候群」から脱出させてくれたモノ




幼児にとっての「時間」という概念


4才娘に何度も「時間がない」と言ってきましたが
そもそも「時間」という概念を理解していない。

「時間」という概念を持ってない人に
「時間がない」と言っても、そりゃ話が通じないですよね。


じゃぁどうやって「時間」を伝えるか?
と考えた時、娘の通う保育園での話を思い出しました。


保育士さん談

「公園で、ボクが帰る準備を始めてリュックをしょうと、
チラチラ気にしだす子がいたり、気づいてて遊び続ける子がいたり、
気に留めない子がいたり、帰ろうと声をかける子がいたり。」



つまり、「帰るよ」と声がけしないにも関わらず
大人の様子を見て、子ども自身が帰る時間を判断しているんですね。

それを実践してる保育士さんがすごい、、!
私ならしびれを切らしてしまいそう。


そこから学んだのは
「時間を可視化すると分かりやすい」ということ。
ポイントは「8:30」とかの「時刻」じゃなく
「行動」を可視化すること
だと思いました。


そうと分かれば即実験!
紙にこんなイラストを描いてみました。

IMG_6254


全体像の写真がなく申し訳ない。
なぜならコレ、2ヶ月くらいで使うのやめたから。
使わなくても、スムーズに家を出られるようになったから!

つまり、我が家ではばっちりヒットしたやり方でした。



<イラストはこんな感じ>


(8:15)お父さんいってらっしゃい
 ↓
(8:30)自転車で行くならそろそろ出発
 ↓
(8:45)歩きでいくならそろそろ出発



<使用方法>

8:15

お父さんにいってらっしゃいしたら、
そのイラストの所にシールを貼る。
この時に声がけする。

母「自転車で行くなら、そろそろ準備始めよっか?」

娘「うん!自転車で行くー!」
→この場合、すぐ準備に取り掛かり、玄関へ向かってくれます。

娘「んー、今日は歩いてく!」
→この場合、8:30の時点でまた声がけして再確認。
8:40くらいから準備開始してもらいます。




<ポイント>

1. 時間をイラスト化

「行動」をイラストにして、「時間」を「馴染みある行動」として可視化できたこと。


2. 「行動」を「選択できる」ということ

もう行く時間だよ!ではなく、
家を出る時間、行き方を選べるというだけで
「親の押し付け感」がぐっと減ったのではないかと思います。

大人だって、制限のある中でも自分の意志で決めたことをやりたいし
「やらされる」ことほど「やりたくない」ですもんね。


3. 「シールを貼る」目的ができた

遊び要素である「シールを貼る」という行動。
シールを貼るために、「自転車 vs 歩き」という選択をする。
朝からちょっとゲーム感覚要素が加わったのは良かったのかもと思いました。



やったりやらなかったりを繰り返し、
2ヶ月経つ頃には、自然とフェードアウトしていきました。
この「お父さんが出発した後、自転車か歩きか選ぶ」という
サイクルが習慣化したから。

親子ともども、気持ちよく朝のスタートを切れて幸せ^^



▼ お知らせ ▼

5/31(金)武蔵小杉で開催される「まんなかフェス」に
おむつなし育児アドバイザーとしてステージ登壇することになりました。
しばらくおむつなし育児から離れていたのできんちょー!
よかったらみに来てください^^

2019まんなかフェス事前告知_A4_4-01




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